オクトーバーフェストは、毎年ドイツのミュンヘンで開催されるビール祭りである。

ミュンヘン市内の6つの醸造会社が14のビールテントを開いており、他にも小さい屋台やらアトラクションやら色々ひしめき合うビールの本場ドイツのビールの祭典。毎年650万人の来場者が訪れ、600万杯以上のビールが飲まれ、30万以上のソーセージが食べられるそうだ.

…以上の説明はネットで見つけた紹介文を適当に改ざんしたものです。えっへん。


IMG_0271そんな酒好きビール好きにとっては夢のようなイベントが日比谷公園であるというではないか。

開催期間は5月20日から5月29日。オクトーバー(October=10月)フェストなのに5月開催とはこれ如何に。まあ、おそらく季節柄気候が良さそうだとかそういう理由であろう。

確かに皐月の青い空の下で飲むビールは美味そうだ。
そんな訳で29日の最終日、友人と都合を合わせて行ってみた。

青い空!輝く太陽!日比谷公園の木々!そして本場のビールが俺たちを待っている!


待ってい…る?

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雨。


大雨。

週の後半から不安定になった空模様。前日の28日には梅雨入り宣言。そんな大いなる大自然ははこの日も容赦なく雨を降らせたのであった。

雨の野外ビールイベント。それがどんなものかというと、

雨のおくとば


こんなもの。

雨の中、片手で傘を持ってグラスと料理を守りつつ食べる。一応、雨合羽を来たスタッフさんが巡回しており座る時には椅子とテーブルをワイパーで拭いてくれるものの、酒を料理をガードするため傘はどうしても前傾気味になり、隙だらけの背中には容赦なく雨が降り注ぐ訳です。


IMG_0273そんな悪条件の会場だけど、一部に勝ち組が存在している。
ステージの真ん前にあるテント席。二時過ぎに行った我々が座れる席は当然なく、早い時間から来ていた勝者達が屋根の下で傘をさす必要もなく美味いビールとソーセージを堪能している。しかもステージの音楽の演奏も間近で見る事ができる。

まさにVIP席。こんな所に格差社会のあおりが!(違う)


ソーセージを肴に様々な種類のドイツビールを堪能し、音楽を楽しみ、酔っ払って皆で乾杯の歌「Ein Prosit」を歌って何度でも乾杯する。そんな楽しいお祭りがオクトーバーフェスト。この日、オクトーバーフェストはテントの下だけに存在していたよ…。



まあまあ、それでも本場のビールはしっかり堪能しましたさ。飲んだビールの感想をば。

FLENSBURGER Pilsener(フレンスブルガー ピルスナー):
ピルスナーはラガーと並び日本で主に飲まれているポピュラーな種類のビール。このフレンスブルガーのピルスナーはドイツでも1、2を争う辛口ビールなのだそうな。飲んだ印象としては何処までもクリアですっきりした味。辛口のビールっていうと大体どれも味の奥の方にエグ味を感じてしまうんだけど(ア○ヒスーパード○イとか)、これはそういったのは皆無。暑い日に冷やし過ぎず適温でグビグビ飲みたい。

Franziskaner Weisbier DUNKEL (フランツィスカーナ ヴァイスビア デュンケル):
通常ビールの原料には大麦が使われるけど、これは小麦が原料となっている。ヴァイスビア(ヴァイツェン)は小麦を使った白ビールの事。これは小麦を焙煎しているので色が黒い。デュンケルは「濃色」という意味。小麦を使ったビールっていうのはフルーティで仄かに甘みがあるのが特徴なんだけど、これは更に焙煎による香ばしさと香辛料のような香ばしさが加わっている。
日本でよく飲まれるビールとは全然違う複雑な味わい。ビールという飲み物の奥深さを感じた。この日一番のサプライズ&お気に入り。ソーセージを齧りつつ、ゆっくりじっくり味わいたい。

富士桜高原麦酒 ヴァイツェン:
ドイツビールのお祭りだけど、これは日本の地ビール蔵さんの出店。前述のヴァイスビア デュンケルは焙煎してあったけど、これはオーソドックスなヴァイツェン。正しくヴァイツェン。でもあまり甘みは感じない。フルーティですっきり飲める。日本のビールに慣れてる人でも馴染み易い味だと思う。

Kostritzer Schwarzbier(ケストリッツァー シュヴァルツビア):
美味しかった、気がする。この時点で酔ってたのであんま細かいところは憶えてない。「ショコラのような味わい」っておいう謳い文句だったけど、よく判らんかった。

IMG_0272と、以上4杯飲んで、友達とソーセージプレートを平らげたところでいい加減寒くなってきたので撤収。中野の牛の四文屋で牛鍋喰って暖まって帰った。

次回、7月に代々木公園でまたやるらしいので、今度こそ晴れた日に行きたいのう。


309106893OKTOBERFEST 2011|日比谷オクトーバーフェスト2011
http://oktober-fest.jp/index.html