大盛り480円也。

天玉そばが好きである。天玉そばが大好きである。
しかし、好き過ぎて食べ過ぎて食傷気味になって、しばらく食べてない。そんなところで天玉そばが名物の立ち食いそば屋が新宿の思い出横町(通称しょんべん横町)にあるという。ならば行くしかなかろう!

って事で昼に行ってみた。お店はL時型のカウンター席のみ。屋根と柱だけで道路側に壁はなく、基本的に外気の中で食べる状態。わりと混み合う店という噂だったが、今日はなかなかの炎天下。なので流石にそこそこ空席があった。

そんな中、席に座る。暑い。
ちょうど目の前でそばを茹でてる。暑い。

「すみません。天玉そばください。」
「暖かいので良いですか?」
この季節、冷やしメニューも置いている模様。正直この陽気なら冷やしが食べたいところ。しかし今回は初回。ならば一番スタンダードなメニューを頼むべきだろう。
「はい!」

そして出てきた話題の天玉そば。普通盛りなら380円。富士そばよりも安いんじゃないだろうか?なのにかき揚げは揚げたてでボリュームたっぷり。食べ始めで汁を吸う前はサクサクとした食感が楽しめる。しかも人参などの具がしっかり入っている事を感じる。富士そばのなんかだとあまり具の存在感がなかったりするのだが。これは汁に沈めてドロドロにして食べるなんて邪道はできない。サクサク感をなるべく保ちつつ大切に大切に食べる。

汁は関東風。いや、超関東風とでも言おうか。醤油×かつお節ガッツリ。パンチすら感じる。関西人が嫌いそうな真っ黒おつゆ。いいねいいねこういうの大好き!
麺もしっかりコシがあって及第点。

これは、立ち食いそばとしては極上の部類に入るであろう。この値段でこのクオリティ。僕の立ち食いそばランキングでは間違いなく第一位だ。素晴らしい。わざわざ電車に乗ってでも食べに行きたいレベル。

…この炎天下で食べる熱々の汁そばはなかなか厳しいものがあったがね。全身汗だくになってしまったわい。この季節なら次回は冷やし天玉そばを食べてみたいな。

ちなみにこの店に対して「立ち食いそば屋」という表現を使ったが、このかめや、椅子のある列記とした「座り食いそば屋」である。考えてみれば立ち食いそばの大手の富士そばも今やほとんどの店舗に椅子が設置されている。しかし、皆がこれらの店を「立ち食いそば屋」と表現する。そして実際のところ、普通にただの「そば屋」と表現するには抵抗を感じる。なんだろねこれ?